株式投資で参考になる本はどんな本か?

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初心者が最初に読んでおいたほうがいい本は何か?

株式投資に関する本の中で比較的読みやすい本は、バートン・マルキールとチャールズ・エリスの書いた「株式の大原則」だろう。ボリュームは200ページ程度で難解な言い回しもなく、初心者にとって読みやすい本だと言える。個別銘柄の選別方法について記載はないが、投資を行うにあたって、まず何をすべきか、どういった戦略を取ればよいかということについて書かれており、数多くある株式投資に関する本の中で、まず読んでおきたい1冊である。

「株式の大原則」の次に読んだほうがいい本は何か?

株式投資を始めるために、株を買う資金が必要である。投資を始めるうえで最初に行うことは貯金である。少しでも貯金することができれば、株式投資を行う資金を準備することができる。どれだけ高収入でも、支出のほうが大きければ負債になってしまい、貯金をすることができない。本多清六の書いた「私の財産告白」を読めば、どのように資金を準備していくか、資産とどのように付き合っていくかという体験談を学ぶことができる。株式投資における本ではないが、資産に対する考え方を説いた本であり、これも読んでおきたい。

「私の財産告白」の次に読んだほうがいい本は何か?

手元に株を買う資金がある程度貯まってきたら、次に行うことは実際に株を買うことである。個別銘柄を買うにあたって相応しい本はなく、デイトレードやスイングトレードのような値動きや直感を頼りにした買い方について記述された本が一般的である。強いて挙げれば、メアリー・バフェットとデビッド・クラークの書いた「バフェットの教訓」がよいだろう。ウォーレン・バフェットが個別銘柄を選別して保有するにあたって、どのような発想をしているのか書かれている。指標による選択などテクニカルなことは書かれていないが、選択の考え方について書かれている。株式で財を成したウォーレン・バフェットの思考の一部を垣間見ることができる。

「バフェットの教訓」以外に読んでおくべき本はあるか?

長期的に失敗したくないのであれば、インデックス投資信託(もしくはETF)を選択するのがよい戦略であり、「ウォール街のランダムウォーカー」、「敗者のゲーム」、「株式投資の未来」、「投資で大切な20の教え」、「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」、「JUST KEEP BUYING」、「インデックス投資は勝者のゲーム」あたりが参考になるだろう。このうちどれか1冊でも読んでおけば、何故インデックス投資が勧められるのか理解できるだろう。

株式投資における本は様々だが、再現性のない短期的に儲けられると謳った本は買うべきではない。

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