四季報をどう見ればいい?

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東洋経済の四季報はいつ必要なのか?

株式投資をやっていると、そのうち個別銘柄に手を出したくなる。無難に投資をするのであれば、グローバルな指標に基づくインデックス投資信託だけを考えればいいのだが、慣れてくるとリスクを取りたくなる。リスクを取る株式投資の最初の段階として、個別銘柄に投資する方法がある。さらに先に進むと信用取引が待っている。ここでは、信用取引には触れない。個別銘柄を試していく上で、どのように行えばいいか考えていく。最もやりやすい方法は、知っている企業の株を買ってみることだ。自分が企業名を知っていて、その企業の商品に触れたことがあれば、何をして利益を上げている企業か想像しやすい。特に、自社製品の株主優待がある企業であれば、なおさらわかりやすい。最初はそのような企業でいいのではないかと思う。だが、高配当株や成長株を狙う場合であれば、知っているから買うというわけにはいかない。業績などを調べなければならない。そういったときに役に立つのが東洋経済新報社の四季報である。1年間に4回発行され、上場企業の情報を掲載している。上場企業について、直近の業績や今後の見通しなど様々な情報を得ることができる。ちなみに、多くの証券会社では、口座を持つ投資家に四季報の情報を提供している。

四季報の何を見ればいいのか?

株式の指標であるPERやPBRなどは四季報でなくても、証券会社が提供する情報を見ればいい。スクリーニング機能を使えば、自分の望んだ条件を満たした企業だけを確認できる。四季報はそういった情報を見るためだけではなく、企業がどういった配分で事業を行っているか、その業界での地位はどの程度かなどを教えてくれる。今後の業績の見通しも教えてくれるので、それらの情報が有効になることがある。

情報を見て、何を考えればいいのか?

ここから先は個人の想像力次第であり、明確な回答は難しいが、例えば、ニッチな分野で地位を築いているか?等を判断するときに有効である。一時的に業績が悪くても、今後の見通しは悪くない状態で、さらにニッチな分野の事業を展開しているのであれば、伸びていく可能性があると言える。今後の政治と経済を考えつつ、個別の企業の状況と見通しの情報から業績を予想し、予想株価を考えていく。決して簡単なことではないが、慣れてくると読んでいるだけでも楽しくなってくる。ただし、政治と経済が影響するため、すぐには思い描いた予想通りにならないかもしれない。その点は注意が必要である。

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