リスクとリターンはどちらが先か?

投資

リスクとリターンのどちらを先に考えるのがいいか?

株式に限らず、投資をする場合、リスクとリターンを考えなければならない。リスクとリターンが見合っているもの、自分で背負えるリスクであることなど、考えるべきことは色々ある。そんな中、リスクとリターンは、そもそもどのように考えればいいのだろうか?

リスクが先か、リターンが先か?

リスクとリターンを考えるときに、どちらを先に考えるべきだろうか?当然、リスクから考えなければならない。その理由は、そのリスクの妥当性を判断しなければならないからだ。例えば、リターンがどれだけ魅力的な投資があったとしても、失敗する確率が90%であれば、絶対に手を出してはならない。また、リスクを負ったときに、自分の資金でカバーできないような投資であれば、再考すべきである。リスクを考えた上で、リターンが見合っているかどうか判断すべきである。

株式投資におけるリスクは?

株式投資を行う上でのリスクは、株式を所有する企業の倒産だろう。倒産するかどうかは、結局のところ、経営者次第なのでわからない。ただし、倒産しやすいか、倒産しづらいかの判断はできる。直近の業績を確認する、自己資本比率を確認するなど、投資家側で判断できることはある。特に、自己資本比率は、会社の経営が傾いたときにどれくらい持ち堪えられるかの基準になる。一般的に言われる目安は50%程度だが、保守的に考えるなら70%程度を見ておけばいい。証券会社のスクリーニング機能ですぐに検索できるので、株式を購入する前に確認したほうがいい。

リターンの判断基準は?

リスクを考慮したうえで、リターンを考える。ハイリスクな投資であれば、ハイリターンでなければならない。ハイリスクでローリターンであれば、搾取されている状態なので、手を出してはならない。ローリスクでハイリターンであれば、それは詐欺なので手を出してはならない。ローリスクであれば、当然ローリターンになる。元本保証をしている貯蓄的な投資がそれにあたる。ハイリターンの基準として、10%を超えるようなリターンは、ハイリターンだと考えておけばいい。新興企業や新興国などへの投資がそれにあたる。生き残ればリターンが大きいが、潰れてしまう可能性もそれなりに高い。また、環境に対して脆弱で、ちょっとした要因に左右されやすい。大企業への投資は、ミドルリスクでミドルリターンだと言える。それぞれのリスクを考えたうえで、望むリターンを求めればいい。

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