インデックスファンドはどれでもいいのか?

インデックス投資

インデックス投資は何がいいのか?

様々な株式投資の書籍で、インデックス投資が勧められている。インデックス投資の良さは何か?それは、他の投資信託に比べて、簡単で成績がいいからだ。投資を5年未満で考えるなら、アクティブ投資信託のほうが成績はいいことが多い。だが、10年以上の期間で見てみると、インデックス投資信託に勝るものは、ほとんどない。極稀に勝っているアクティブ投資信託でも、さらに10年後に勝ち続けることは保障されていない。世界経済が平均5%で成長し続けているという前提で、インデックス投資信託は世界経済のベンチマークと同じ比率、同じ分野で株式を保有する。長い目で見たときに5%の利回りで運用していることになり、それが強みになっている。また、世界経済のベンチマークを対象にしていることから、運用が簡単である。

インデックス投資信託はどれでもいいのか?

インデックス投資信託は様々な証券会社や投資会社が販売している。それらは、何がどう違うのか?インデックス投資の考えに従うのであれば、どれを買っても同じなのだろうか?決してそんなことはなく、投資信託やETFが同じベンチマークを基に構成されていても、選別が必要になる。

インデックス投資信託をどう選別すればいいのか?

似たようなインデックス投資信託やETFがある中、選別する基準として、まずは信託報酬である。できるだけ信託報酬が安いものを選択するほうがいい。インデックス投資信託は長期間保有し続けるものであり、信託報酬はその保有期間ずっと支払わなければならない。買い続けていくことで、ある程度まとまった額の投資信託を保有することになるが、その額に応じて信託報酬も大きくなる。また、毎月定期的に購入するような場合は、購入手数料が無料になっている投資信託を選ぶほうがいい。

分配金はあったほうがいいか?

インデックス投資信託やETFによって、しっかり分配金が支払われるものもあれば、分配金は自動的に買い増しして保有額を増やしていくものもある。この選択は、長期的に保有して、その後どうしたいのかという考えによる。分配金を生活費用の一部にしたいと考えているのであれば、分配金をしっかり支払う投資信託やETFを選んだほうがいい。また、投資信託によっては、分配金が時々しか支払われないようなものもある。分配金の支払い実績を調べておいたほうがいい。また、海外の投資信託やETFを保有する場合、海外の税金を引かれた後に日本国内の税金がかかることを忘れてはいけない。

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