大暴落の後は…

投資

2024年8月2日、日経平均株価が2200円以上の大暴落が起きたが、どうすればいいのか?

長く株式投資をしていると、リーマンショックや東日本大震災などによって、多くの株が暴落することがある。その際、日本を代表する企業で株価指数を計算している日経平均も大暴落する。そういったときに個人投資家は何をすればいいのか?

まずは、焦らないこと。

ある程度の資産形成ができている個人投資家は、資産が数%でも減ると数十万円から数百万円の資産が1日で失われる。短期売買をする投資家は一旦手仕舞いをするなどして損を抑える必要があるかもしれないが、長期的に資産形成をする投資家にとって、いい気分はしないが、焦る必要はない。職業投資家と違って、個人投資家にとって一定期間中に利益を出す義務を負っていないからである。長く投資をしていれば、このような大暴落を複数回経験することもあり、焦っても仕方がない。

現金に余力があるか?

大暴落の理由にもよるが、その理由が解消されるまでは、ある程度の下落が続く場合が多い。その時に重要なことは現金に余裕があって、投資できるかどうかである。過去の暴落後、長期に渡ることもあるが一貫して回復し、下落分を戻している。その回復を見越して、下落している株を買う資金があるかが重要になってくる。ただし、株価の回復がいつになるのかは、誰も予想できない。底値で株を買いたいのは誰もが希望することだが、底値を知ってかうことはできないので、ある程度下落したところに逆張りで買っていくことになる。

株を買うメンタルを保てるか?

大幅な下落を見ると、どうしても株を買うことに躊躇してしまう。だが、回復して上昇する時期は誰にもわからない。下落して株価が安くなった状態で、不安な気持ちを抑えつつ、株を買っていくことが、後の資産額向上につながる。ただし、持っている現金をすべて使ってはいけない。どれだけ下落するかわからないからである。下落していく株に対して、現金を小出しにしていったほうが精神衛生上、不安で潰されることが少なくなる。

不測の事態に備え、普段から貯金できているか?

今回のような大暴落時に重要なことは、手元にある程度の現金があることであり、これは普段から貯金をして現金をある程度手元に置いておくしかない。給与などの収入に対して、株式への投資以外に、少し現金を残しておくことで、今回のような事態に対応できるようになる。景気のいい時ほど、景気が悪くなった時の準備をしておき、景気が悪くなった時には、大胆に挑戦する気力が必要になる。

日頃から大暴落の準備を怠らず、落ち着いて行動すればいい。

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