どんな人が資産形成できないのか?
金融資産を増やすには投資することが近道だが、投資するためにはその基になる資金が必要となる。資金を手に入れるためには、相続や退職金などの一時的や突発的な事柄もあるが、貯金が最も堅実な方法になる。投資するための資金を持つことができない人が資産形成できない人だと言える。つまり、貯金ができない人である。
貯金できない人はどんな人か?
貯金できない人は、貯めるためのお金を用意できない人である。まず、給与が低く、生活費だけでギリギリの生活をしている人は、転職して給与を上げる、副業をして副収入を得ていくしかない。その他の人は、どういう理由でお金がないのか?それは、必要な費用以外の出費がある人である。散財してしまう、不要なものを買ってしまう人になる。毎月に収支を確認し、不要なものを極力買わないように生活を改める必要がある。
散財して不要なものを買う人はどんな人か?
散財する人は、何故散財して不要なものを買ってしまうのか?散財する人は、買い物をすることでストレス発散をしている人だと言える。不要なものを買っているのであり、必要に迫られて買っているわけではなく、物欲を満たして、買い物自体を楽しんでいるからである。不要な買い物を止めるためには、自分が不要なものを買っていると自覚することが重要となる。
貯金できない自分を変えられるのか?
貯金できない理由を自覚して、その状況を改善できるかどうかは、その人による。物欲を我慢することができる、自分の給与のキャッシュフローを見て無駄なものを自覚できるのであれば可能だが、そうでなければ難しい。どれだけ高額所得者になっても、キャッシュフローが赤字になってしまう。物欲を抑えられない人は中毒になっている可能性があり、自分自身では改善できないかもしれない。
貯金ができる人は、我慢ができる人である。
身の丈に合った生活をして、不要な出費を抑え、投資に回す資金を蓄えられる人は、我慢できる人である。衝動買いをしない、他者との比較をせずに物欲を抑える、ポイントを得るために買い物をしない、送料無料にするために余計な買い物をしないなど、生活で注意する点を踏まえて実行できる人になる。つまり、自制して理性的に行動できる人だと言える。逆に、欲を抑えられず、理性的な行動ができなければ貯金はできず、資産形成できない。
資産形成できない人は、自制できない人である。
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